[15日 ロイター] – 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた在宅勤務やリモートワークの普及を背景に、米国では2020年、別荘の需要がとりわけ旺盛だったことが、全米リアルター協会(NAR)が15日発表したデータから分かった。
別荘のシェアが高い地域では、20年の中古住宅販売が平均24%増加、販売価格も平均14%上昇した。
一方、別荘のシェアが低い地域では、販売戸数は11%増、価格は10%の上昇だった。
人気の別荘市場は、ノースカロライナ、ニューヨーク、バーモント、マサチューセッツなどの16州に集中。販売戸数や価格の伸びでトップだったのは、フォートマイヤーズやケープコーラルのあるフロリダ州リー郡だった。