▽パウエル議長
・22日の下院特別小委員会公聴会の証言の事前原稿。
「インフレ率はここ数カ月間に顕著に加速した」としつつ、「供給面での一過性の影響が薄れるにつれ、インフレ率は金融当局の中長期的な目標に向けて再び低下すると見込まれる」
▽米セントルイス連銀のブラード総裁
「経済再開という観点では想定していたよりもかなり堅調な状況にあり、それに伴ってインフレが生じている」と発言。「今はボラティリティーが高い局面だ」としつつ、「上方向のインフレリスクがあり、それがさらに高進するとの見方に備えなくてはならない」と述べた。
▽サマーズ元米財務長官・
・過熱とインフレの時期に向かっており、景気回復を脅かす恐れがあるとの見方を示した。ダリオ氏は、サマーズ氏は、
・インフレ率が市場予想の専門家の見方を既に上回っている状況
「専門家らは予想を修正するだけではなく、大きく外れた予想につながった誤った分析についても考えるべきだ」と語った。
▽資産家レイ・ダリオ氏
・金融当局は引き締めに動くべきだとしつつ、市場と経済は敏感に反応しそうだとも予想。