[21日 ロイター] – 米製薬会社ギリアド・サイエンシズは21日、新型コロナウイルスの治療薬として使用する抗ウイルス薬「レムデシビル」の投与により、入院している新型コロナ感染者の死亡率が低下したとの分析結果を発表した。

発表によると、入院中の新型コロナ感染者9万8654人を対象とした3つのレトロスペクティブ研究のうち2つの研究で死亡率が54%、23%それぞれ低下。この結果はパンデミック(世界的大流行)期間中に地域を問わず、異なる時間軸で一貫して観測されたとした。

また5日間の治療後28日目までに退院できる可能性が高まったとした。