[パリ 29日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は29日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で医療機関が圧迫されたことを受け、医療システム改革に公的資金70億ユーロ(83億3000万ドル)を投じる計画を発表した。

この計画の下で、フランス公的投資銀行(BPI)がヘルスケア業界の新興企業や中小企業に20億ユーロを投じる。また、新興感染症や生物療法、デジタルヘルスなどの研究に20億ユーロを投資する。

マクロン大統領は「研究への投資が不足していた。われわれのシステムは機能していない」と述べた。