[北京 27日 ロイター] – 中国外国人記者クラブ(FCCC)は、中国で発生した豪雨による洪水被害を取材していた外国メディアのジャーナリストが嫌がらせを受けていたと明らかにした。

嫌がらせは地元住民から、もしくはネット上で行われ、英BBC放送と米紙ロサンゼルス・タイムズのスタッフは殺害の脅迫を受けた。

FCCCは声明で、外国メディアに対する敵対心が増大しており、その一部は地元団体があおっていたと非難。BBCはツイッターに投稿した声明で「外国人ジャーナリストを危険にさらすこうした攻撃をやめさせるよう、中国政府は直ちに措置をとる必要がある」とした。

FCCCとBBCが示した見解について、中国外務省はこれまでのところ反応を示していない。 ロサンゼルス・タイムズからコメントは得られていない。