[コペンハーゲン 2日 ロイター] – デンマーク国立血清研究所(SSI)は2日、英アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン接種後に2回目として米ファイザー/独ビオンテック製または米モデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)型ワクチンを接種することで「良好な予防効果」が得られることが分かったと発表した。
SSIは、ワクチンを混合接種してから14日後の感染リスクがワクチン未接種者と比べ88%減少することが研究結果で示されたと指摘。ファイザー/ビオンテック製ワクチンを2回接種した場合の有効性90%に匹敵するとした。
研究は変異株「アルファ」が蔓延していた今年2月から6月までの約5カ月間を対象に実施され、現在デンマークで猛威を奮っている変異株「デルタ」にも同様の予防効果があるかは不明。