[ブリュッセル 2日 ロイター] – 欧州連合(EU)は2日、ベラルーシが同国の五輪代表クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手を強制的に帰国させようとしたことについて、ルカシェンコ大統領による「容赦ない抑圧」の実態が新たに示されたと非難した。

ツィマノウスカヤ選手は2日、東京のポーランド大使館で亡命を申請。ポーランド外務省幹部によると、同選手は人道的ビザを申請し発給された。

EU外相に当たるボレル外交安全保障上級代表の報道官はロイター宛ての声明で「ツィマノウスカヤ氏に対する完全な連帯を表明する」とし、「ポーランドが同氏に対し人道的ビザを発給したことを歓迎する」とした。