[上海 6日 ロイター] – 中国共産党機関紙の人民日報は6日、未成年を保護するためにインターネットプラットフォーム運営会社は有名人の過剰なプロモーションは控えるべきとの論説を掲載した。

今週はゲームやアルコールなどの業界の取り締まりを求める同様の論説が発表されている。

記事では十代の若者の文化的経験、自己認識、消費習慣は新しいメディアや技術の影響を受けているとし、フォローしている有名人はプラットフォーム企業と密接に関係していると指摘した。

こうした企業はトラフィックを優先し、「価値のない」人物を有名人に仕立て上げ、ファンからお金を吸い上げていると批判した。

プラットフォーム企業はレビューや投票の仕組み、コメントなどを管理してアイドル育成番組やタレントショー番組の管理を強化すべきと主張した。

記事は特定の企業を名指ししていない。中国でファンが有名人と交流できる人気のプラットフォームにはビリビリ、微博(ウェイボ)、快手科技、抖音(ドウイン)などがある。