- ビットコインは過去1週間で17%上昇、勢い継続
- 米上院、暗号資産への課税方法巡り土壇場の妥協に近づく
9日の取引で、 暗号資産(仮想通貨)ビットコインが3カ月ぶりの高値に上昇。米上院では暗号資産への課税方法を巡り土壇場での妥協成立に近づいている様子だ。
ニューヨークの取引時間帯でビットコインは一時5%余り上昇し4万6000ドル台を回復。最近の勢いが持続している格好で、ビットコインは過去1週間の上昇が約17%に達した。
他の仮想通貨も買われ、ダッシュ、イーサ、ライトコインはいずれも3%以上の上げ。主要暗号資産で構成するブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト指数は一時6.7%高となり、5月以来の高値を付けた。
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「当面は最悪期が過ぎたことをこの動きは示している」と述べ、急反落しない限り速やかに5万ドルに向かう可能性があるとの見方を示した。5万ドルが一定の抵抗水準になる可能性はあるが、「テクニカル面では極めて強気」なトレンドにあると指摘した。
原題:Bitcoin’s Rebound to 3-Month High Has Bulls Eyeing $50,000 Again(抜粋)