- ワクチン未接種者にペナルティー、テーパリング終了時期巡る議論
- J&Jも追加接種有効、キオクシア合併交渉、若手の夏休み2週間
パラリンピックのルーツは、負傷兵の治療の一環として1948年にロンドン郊外の病院で開かれたスポーツ大会にあるとされます。今回の東京パラリンピックには、射撃競技のドイツ代表選手などアフガニスタンの戦火で重傷を負った元兵士が何人も参加しています。九死に一生の経験を乗り越え、別の戦いで大舞台にたどり着いた選手たち。タリバンの支配下に逆戻りした今のアフガンをどんな思いで見ているのでしょうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
未接種者にはペナルティー
米デルタ航空は、新型コロナウイルスワクチンを接種していない従業員から毎月200ドル(約2万2000円)を徴収する。未接種者にペナルティーを科すのは米大手企業では初めて。対象は同社は11月1日までに接種を受けなかった従業員で、200ドルは同社の医療保険プランの保険料として扱われる。
開始時期より終了時期
カンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)を控え、金融市場では最近大きな動きはほとんど見られない。市場では、米金融当局がいつ債券購入のテーパリング(段階的縮小)を開始するかという話で持ちきりだ。だが株式と債券、為替の全てにとってより重要なのは、テーパリングがいつ終わるかだ。
J&J製もブースター有効
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種で抗体の急速かつ強力な増加を実現できたと発表。1回接種型の同社製ワクチンの接種を受けた人に2回目を提供する有効性を裏付けた。
キオクシアとの合併交渉
米ウエスタンデジタルは、キオクシアホールディングスとの合併に向けて交渉している。事情に詳しい関係者が明らかにした。この案件の規模は200億ドル(2兆2000億円)余りになり得るという。交渉が順調に進めば9月中旬までに合意に達する可能性があるが、破談となる可能性も残されているという。
若手バンカー夏休み2週間
米銀シティグループは欧州・中東・アフリカ(EMEA)で勤務する若手バンカーに、9月末までに2週間の夏季休暇を取るよう求めた。若手の労働条件改善の一環。同地域で働くアナリストとアソシエートには、金曜午後5時から月曜午前9時までは働かない「ワークフリー・ウィークエンド」を月1回設けることも約束した。
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