[3日 ロイター] – アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの複数の関係者によると、アフガン新政権はタリバンの政治部門トップ、バラダル師が率いる。

タリバン創設者の故オマル師の息子であるヤクーブ師と、スタネクザイ氏も要職に就く見通し。

近く発表されるという。

タリバン関係者は匿名を条件にロイターに「上層部は全員、カブールに到着している。新政権発表の準備は最終段階にある」と発言。

関係筋によると、タリバンの最高指導者アクンザダ師は、宗教問題やイスラムの枠組みの中での統治に専念するという。

タリバンは、民意を反映した政府を樹立する意向を示しているが、関係筋によると、現在樹立を進めている暫定政権にはタリバンのメンバーのみが参加する。

閣僚は25人。シューラ(評議会)は12人のイスラム法学者で構成する。

6-8カ月以内にロヤ・ジルガ(国民大会議)を開き、憲法と将来の政府の構造について協議する予定。

すべての関係筋は、暫定政権の閣僚が近く最終決定されると話しているが、具体的な時期については、3日中に決まるとの情報や、来週半ばまでかかるとの情報がある。