自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明した河野太郎ワクチン担当相は12日夜のフジテレビ番組で、自身が担う新型コロナウイルスワクチン行政を自画自賛した。「自分で言うのもなんですけど、言っちゃいますけど、やはり河野太郎でなかったらここまで来なかっただろうと正直、思っています」と述べた。日本におけるワクチン接種回数の増加などを根拠とした。

また、自身が所属する麻生派(志公会、53人)会長の麻生太郎副総理兼財務相との間で交わされた出馬にいたるやりとりを紹介。「(麻生氏からの)『今か?』という質問に『今です』と言って出馬をすることになった」と説明した。「河野太郎の準備ができているのか、河野太郎がその任に堪えられるのか、という質問だったのではないかと思うが、私は『今です』(と答えた)」と述べた。