[15日 ロイター] – 米フィラデルフィア地区連銀は15日、職員に対し、新型コロナウイルスワクチンの義務付けを通知した。これで全米12地区連銀の職員約2万人にワクチン接種が義務付けられた。
ミネアポリス地区連銀は7月に職員のワクチン接種義務付けを決定。ニューヨーク、ボストン、セントルイス、サンフランシスコ、シカゴ、リッチモンド、クリーブランド、ダラス、アトランタ、カンザスシティの各地区連銀は8月に職員のワクチン接種義務化をそれぞれ通知した。期限は早ければ10月1日、遅くて11月15日となっている。
フィラデルフィア地区連銀の接種期限は11月30日。
バイデン米大統領は先週、一部の例外を除き全ての連邦政府職員にワクチン接種を義務付けると発表。フィラデルフィア地区連銀はバイデン氏の発表がワクチン接種義務付けを決定する要因の1つになったとした。