[東京 21日 ロイター] – 三菱UFJフィナンシャル・グループは21日、傘下の米ユニオンバンクの全株式を米地銀最大手USバンコープに売却すると発表した。
USバンコープが支払う対価の総額は80億ドルで、このうち現金は55億ドル。残りはUSバンコープが株式で支払い、MUFGは2.9%程度(25億ドル相当)を取得する。
ユニオンバンクの業務のうち、譲渡対象となるのはリテール部門。法人と投資銀行部門は三菱UFJ銀行の米国内支店などに移管する。
MUFGは売却益として、2022年度連結決算で1500億円の特別利益を見込む。