格付け大手フィッチ・レーティングスは29日までに、経営危機に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団の外貨建て長期発行体格付けを「CC」から「C」に引き下げたと発表した。「C」は「デフォルト(債務不履行)が近い状態」とされる。
格下げの理由について、フィッチは恒大が社債の利払いを期日までに行えず、30日間のデフォルト猶予期間に入った公算が大きいからだとした。
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