[ストックホルム 4日 ロイター] – スウェーデンのカロリンスカ研究所は4日、2021年ノーベル賞の医学生理学賞を温度感覚や触覚の受容体を発見した米国の研究者デビッド・ジュリウス、アーデム・パタポーティアン両氏に授与すると発表した。
同研究所は、両氏の画期的な発見によって「熱や冷たさを理解できるようになり、力学的力が神経インパルスを刺激し、われわれを取り巻く世界を理解し適応するのを助けることを理解できるようになった」とし、「このような知識は慢性的な痛みなど広範な病気の症状の治療開発に活用されている」とした。