【台北=杉山祐之】台湾の中央通信によると、台湾の 邱国正 ・国防部長(国防相)は6日、立法院(国会)の審議で、「中国は、2025年には全面的な台湾侵攻能力を備えるだろう」と語った。
邱氏はその根拠として、侵攻に伴う中国側の損失が小さくなることを挙げた。現時点での中国軍評価では、「既に侵攻能力を有しているが、代償を支払わなくてはならない」と述べた。
国防部はこの日行った立法院への報告で、「中国は25年以降、完全な台湾封鎖能力を備えていき、強襲揚陸艦も続々配備される」との見方を示した。
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