[北京 13日 ロイター] – ホンダは13日、2022年に中国で新たな電気自動車(EV)ブランドを立ち上げると発表した。また2030年以降に中国で発売する新型車を全てEVやハイブリッド車(HV)など電動車のみにする方針も示した。
新ブランドの名称は「e:N(イーエヌ)」シリーズ。今後5年間で10車種を展開し、輸出も視野に入れるという。
広州汽車集団(GAC)、東風汽車との合弁会社である広汽ホンダ、東風ホンダが新たなEV工場を建設し、2024年の稼働開始を目指す。
新型車には新たな車両操作システムを使用し、EV用に設計された自動車製品プラットフォームをベースに開発されているという。
また、既存小売店全てにe:Nシリーズコーナーを設置。将来的にはe:Nシリーズ専売店も展開し、本格的なEV事業展開に向けて販売網を拡充する。
ホンダは30年以降も既存のガソリン車の販売を継続する。