【北京時事】中国共産党・政府は24日、二酸化炭素(CO2)排出削減目標の達成に向け、2060年までに1次エネルギー消費に占める非化石燃料の割合を80%以上に高める方針を明らかにした。国営新華社通信が伝えた。国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の開幕を31日に控え、中国の取り組みをアピールする狙いがあるとみられる。
中国は30年までにCO2排出量を減少に転じさせ、60年までに実質ゼロにする目標を掲げる。ただ、世界最大の温室効果ガス排出国である同国に対しては、目標引き上げを求める声が強い。
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