- 10-12月期の売り上げについて強気の見通し
- 今年の残りと2022年にかけて力強い成長続くと自信-CEO
車載半導体の主要メーカーであるオランダのNXPセミコンダクターズは1日、10-12月(第4四半期)の売り上げについて強気の見通しを示した。
同社は10-12月期売上高を29億3000万-30億8000万ドル(約3340億-3510億円)と予想。世界的な半導体不足が引き続き売り上げを押し上げている。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は29億1000万ドルだった。
カート・シーバーズ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「われわれは顧客への供給を確実にするため追加の行動を引き続き取っており、これが2021年の残りと22年いっぱい力強い成長が続くとの自信を支えている」とコメントした。
7-9月(第3四半期)の売上高は前年同期比26%増の29億ドルとなった。
NXPの株価は時間外取引で一時約1%下落。ニューヨーク市場での通常取引終値は205.13ドルだった。
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原題:NXP Gives Bullish Outlook on Efforts to Increase Chip Supply(抜粋)