[台北 9日 ロイター] – 半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は9日、台湾南部の高雄市に新たな半導体工場を設立すると発表した。世界的に半導体が不足する中、生産量の増加を図る。
同社の声明によると、新工場の建設は2022年、生産開始は2024年の予定。最先端の7ナノメートル半導体と、28ナノメートル半導体を生産する予定。建設費用は明らかにしなかった。
同社は米アップルの主要サプライヤー。
これより先、ソニーグループは、TSMCが熊本県に設立する半導体製造子会社にソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)が約570億円出資すると発表している。