[ワシントン 11日 ロイター] – 米民主党中道派のマンチン上院議員は11日、労働組合を持つ米工場で組み立てられた電気自動車(EV)に適用される4500ドルの追加の税額控除案に反対を表明した。
バイデン大統領の看板政策である1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案には、米国製EVに対する最大1万2500ドルの税額控除が盛り込まれている。労組を持つ米工場で生産されたEVの購入者が受け取る税控除は、トヨタ自動車などよりも4500ドル多くなる。
トヨタは11日、ウエストバージニア州のエンジンとトランスミッション製造工場に2億4000万ドルを投資し、ハイブリッド・トランスアクスルを製造すると発表。4500ドルの税額控除に反対するためのものとみられる。