[ワシントン 18日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサキ報道官は18日、米政府は中国を含む広範な国に対し、協調的な石油備蓄放出を打診したと明らかにした。

サキ報道官は、協調的な備蓄放出を巡る協議を行なったかとの質問に対し、「行なった」と回答。「現在進行中の協議で、多くのパートナーと進めている」と述べた。

これに先立ち、韓国産業通商資源省の高官は18日、米国から石油備蓄を放出するよう要請があったことを確認。中国の国家糧食・物資備蓄局の報道官も同日、「石油備蓄の放出に向けて取り組んでいる」と表明。ただ、米国の石油消費国への放出要請と関係しているかについてはコメントを控えていた。