[ベルリン 19日 ロイター] – ドイツ連邦統計庁が19日発表した10月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比18.4%上昇した。エネルギー価格の高騰を背景に、1951年以来の高い伸びとなった。上昇率は、ロイターがまとめたアナリスト予想の平均の16.2%を上回った。

エネルギー価格は前年比48.2%上昇、前月比では12.1%上昇した。エネルギー価格を除くPPIは前年比9.2%の上昇だった。

PPIは消費者物価指数(CPI)の先行指標とされる。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は19日、インフレ率はいずれ鈍化すると述べ、ECBは政策を引き締めるべきではないと主張した。