[ベルリン 25日 ロイター] – ドイツの次期政権が2021年補正予算を組み、500億ユーロ(560億ドル)を超える資金を気候変動対策基金に投入する意向であることが25日、関係筋の話で分かった。

ドイツ社会民主党(SPD)の首相候補、オラフ・ショルツ氏は24日、自由民主党(FDP)および緑の党と新たな連立政権を樹立することで合意したと発表。

関係筋によると、3党は今年の連邦予算に対する未利用の債券発行権を行使して気候変動対策基金に資金を投入することで合意。電気自動車(EV)の充電スタンドの設置から家屋の断熱改善に至るまで、広範な気候変動対策への公的投資実施を促進する。

この件について財務省報道官はコメントを控えている。