[ナイロビ 2日 ロイター] – 南アフリカ国立伝染病研究所(NICD)の微生物学者、アン・フォン・ゴットベルク氏は、南アフリカで新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」による再感染が増加しているが、再感染やワクチン接種後の感染による症状は軽度のようだと述べた。

世界保健機関(WHO)主催のオンライン記者会見で、オミクロン株の再感染リスクはデルタ株よりも高いもようとの見方と示した上で、オミクロン株による再感染やワクチン接種者のブレークスルー感染では重症化しないと考えていると語った。

また、多くの国が南アフリカからの渡航を禁止にしているため、オミクロン株の科学的研究に必要な検査サンプルや分離株の提供に支障が出ているとした。