【北京時事】経営危機に陥っている不動産開発大手の中国恒大集団は4日までに、国外債権者と債務再編に向けた協議に入ると明らかにした。また、広東省政府は恒大に監督チームを派遣すると発表。恒大の経営監督など関与を強め、危機の影響が広がる事態を回避する考えだ。
自社株売却で390億円調達 社債利払いに充当か―中国恒大創業者
恒大は3日、債権者から米ドル建て2億6000万ドル(約290億円)の債務保証義務の履行を要求する通知を受け取ったと公表。支払いの前倒しを求められる可能性があるという。債権者と債務再編の協議に入るが、中国メディアによると、要求に応じられなければデフォルト(債務不履行)になる恐れがある。