[ワシントン 9日 ロイター] – 米上院は9日、連邦政府の債務上限引き上げに必要な関連法案2つのうち1つを64対36で可決した。米国のデフォルト(債務不履行)回避に向け一歩前進した格好だ。

上院民主党が持つ48議席と無所属2議席に加え、共和党14議席が賛成票を投じた。

米上院民主党トップのシューマー院内総務は採決に先立ち、「きょうの採決を経て、壊滅的なデフォルト(債務不履行)を回避するための道筋が見えると楽観的に考えている」と述べた。