[ニューヨーク 15日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、パンデミック(世界的大流行)下で実施していた債券買い入れプログラムを来年3月に終了し、2022年末までに0.25%ポイントずつ3回の利上げを実施する方針を示したことを受けた。終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、パンデミック(世界的大流行)下で実施していた債券買い入れプログラムを来年3月に終了し、2022年末までに0.25%ポイントずつ3回の利上げを実施する方針を示したことを受けた。

ドル指数はFOMCの結果発表直後に0.2%高の96.737となった。

FRBは新たな経済見通しで、来年のインフレ率を2.6%と9月時点の2.2%から上方修正したほか、失業率は完全雇用に近い3.5%に低下すると見込んだ。

FOMCの結果発表前はドルは狭いレンジで推移していた。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.1241ドル。ドル/円は0.5%高の114.105円。ポンド/ドルは0.2%安の1.3202ドルだった。

ドル/円 NY午後4時 114.03/114.06

始値 113.79

高値 114.26

安値 113.76

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1286/1.1290

始値 1.1269

高値 1.1298

安値 1.1223