米食品医薬品局(FDA)はファイザー製の新型コロナウイルス感染症(COVID19)経口薬について、重症化リスクのある人を対象とした緊急使用許可(EUA)を出した。
ファイザーのコロナ経口薬、FDAが緊急使用許可-家庭用で初 (1)
バイデン米政権はモノクローナル抗体製品など新型コロナウイルス感染の治療薬400万コース分を、来年1月末までに供給元から確保することを見込んでいる。事情に詳しい複数の当局者が明らかにしたもので、調達分は医療機関に届ける。
バイデン政権、1月末までに新型コロナ治療薬400万回分の確保を計画
英政府もファイザーとメルクの抗ウイルス薬を数百万回分、追加で購入すると発表した。オミクロン変異株の感染急拡大に対応し、医療現場にかかる圧力を和らげることが狙い。最新の政府データによれば、同国の新規感染者数は10万6122人となり、過去最多を更新した。
英政府の諮問機関である「ワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)」はファイザー・ビオンテック製ワクチンの2回投与について、5-11歳で新型コロナに対するリスクが高いと見なされる子供に対象を拡大するよう、従来の勧告を修正した。
スペインは屋外でのマスク着用義務付けを復活させる方針だ。サンチェス首相が自治体首脳らとの会合で表明した。
南アフリカ共和国では現在の感染第4波で、オミクロン変異株の感染者はその他の変異株などに感染した人と比べ入院に至る割合が80%低い。国立伝染病研究所(NICD)が発表したリポートで明らかになった。英スコットランドで行われた調査の暫定データでも同様の結果が示された。
オミクロン株入院リスク、デルタ株を大きく下回る-2つの調査 (1)
自民党の河野太郎広報本部長はオミクロン変異株の感染が広がる中、政府はブースター(追加免疫)接種の進展を加速させるべきだと述べ、厚生労働省の対応を批判した。都内でブルームバーグ・ニュースとのインタビューに応じた。
ブルームバーグが毎月まとめる世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」で、南米チリが1位になった。
オミクロン時代の安全な国番付、制限措置復活か正常化の道貫くのか
ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億7640万人、死者数は537万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計88億2000万回を超えた。
原題:U.K. Reports Record Cases; Amazon Requires Masks: Virus Update(抜粋)