[ワシントン 22日 ロイター] – 米ホワイトハウスは22日、バイデン大統領が看板政策に掲げる気候変動・社会保障関連歳出法案「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)」を巡り、民主党穏健派のマンチン上院議員との対話は継続するという認識を示した。
マンチン議員は今週、歳出法案を支持しないと表明。ホワイトハウスのスタッフが「容認しがたい」ことを行ったためと説明していた。
サキ報道官は「マンチン議員がこれまで数カ月にわたり、誠意を持ってわれわれと交渉してきたと確信している」とし、「今後さらなる交渉が控えていることに疑問の余地はない」と語った。
バイデン大統領は21日、「ビルド・バック・ベターを成立させる可能性はまだ残っていると思う」とし、マンチン議員と「何かを成し遂げるつもりだ」と言明した。
民主党上院トップのシューマー院内総務は、来年初めに採決を実施する意向を示している。