[香港 24日 ロイター] – 経営危機に陥っている中国恒大集団のトップ、許家印主席の恒大物業集団株の持ち株比率が60.96%から58.18%へ低下したことが香港取引所に提出された資料で明らかになった。

恒大物業は中国恒大の子会社で、株式を担保に取っていた第三者が20日に権利を行使して売却した。ロイターは売却者を確認できていない。

対象となった株式は3億株で、20日終値(2.66香港ドル)に基づくと約7億9800万香港ドル(1億0232万米ドル)に相当する。