[ベルリン 29日 ロイター] – ドイツのラウターバッハ保健相は29日、新型コロナウイルスの新規感染者数について、ホリデーシーズンなどの影響で過小集計されている可能性があり、実際の発症率は発表されている数字を2─3倍程度上回っている可能性があるという認識を示した。
ラウターバッハ保健相はさらに、オミクロン変異株の感染者が確実に増加していることに懸念を表明し、大晦日や新年の集まりは小グループにとどめるよう呼び掛けた。
ドイツ国立感染症研究機関のロベルト・コッホ研究所(RKI)は29日、オミクロン株の新規感染者が2686人、総計では1万3129人に達したと発表した。
過去24時間の新型コロナ新規感染者は4万0043人。
隣国フランスでは過去24時間に確認された新規感染者が最多の20万8000人だった。