米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の報告によれば、米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを2度接種し、ブースター(追加免疫)接種としてファイザー製もしくはJ&J製ワクチンを受けた65人を対象とした分析で、J&Jを接種した人の中和抗体価は4週間後の時点で41倍、ファイザーを接種した人の中和抗体価は17倍増えた。
同社は分析結果から、混合接種は下気道疾患に対する免疫記憶・防御で重要な「強力な細胞性免疫を誘発する可能性」が示唆されたと指摘した。
オミクロン株に対する両タイプのブースター効果がどれほど持続するのかについては、まだ分かっていないという。
原題:J&J: Mix-and-Match Booster Has Strong Potential Against Omicron(抜粋)