[19日 ロイター] – 米カリフォルニア州とニューヨーク州の保健当局者は19日、新型コロナウイルス感染による自然免疫がワクチン接種よって獲得した免疫よりもデルタ変異株に対する予防効果が高い可能性があると発表した。米疾病対策センター(CDC)の週報に研究データを掲載した。
さらに、データによると、過去に新型コロナに感染しワクチンを接種した人のデルタ株に対する予防効果が最も高く、感染歴がない、もしくはワクチン未接種の人では効果が最も低かった。
ただ、今回のデータは現在米国内の感染の99.5%を占めるオミクロン株には当てはまらず、CDC当局者らはワクチン接種が最も効果的な対策とする提言に変更はないと強調した。