[ニューヨーク 26日 ロイター] – 米国時間の原油先物は上昇し約7年ぶりに一時90ドルを突破した。供給逼迫とウクライナ情勢の緊迫化が支援材料となった。

清算値は、北海ブレント先物が1.76ドル(2%)高の1バレル=89.96ドル。一時2014年10月以降で初めて90ドルを超えた。米WTI先物は1.75ドル(2%)高の87.35ドル。

原油価格は清算後の取引で上げ幅をやや縮小。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見がややタカ派的と受け止められ、株式など他のリスク資産とともに売られた。