南アフリカ共和国のアフリジェン・バイオロジクス・アンド・バクシーンズは、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの複製版開発に成功したと明らかにした。
アフリジェンは、ケープタウンで世界保健機関(WHO)が支援するメッセンジャーRNA(mRNA)技術移転ハブの一翼を担っている。同社幹部によると、米スタンフォード大学が公開したモデルナ製ワクチンの配列を用いて複製した。アフリジェンはモデルナに提携を要請したが受け入れられなかった経緯がある。
香港は社会的距離の対策強化を8日の行政会議で提案すると、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が記者会見で明らかにした。対策の詳細には言及しなかった。
スペイン政府は屋外でのマスク着用義務を早ければ来週にも解除すると、ラジオ局カデナ・セルが報じた。一方、ドイツの新規感染者は24万8838人と3日連続で過去最多を更新したことが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)のデータで示された。
バイデン米政権はコロナ検査や治療、ワクチンに振り向ける追加支援予算の承認を議会に求める可能性がある。事情に詳しい関係者と関連資料を引用し、米紙ワシントン・ポストが報じた。
南アでは、オミクロン変異株の派生型「BA.2」が1月に感染件数の5分の1近くを占め、昨年12月(全体の4%)より比率が高まった。同国医療当局者が明らかにした。
ジョンズ・ホプキンズ大とブルームバーグのデータによると、世界の新型コロナ感染者数は3億8860万人、死者数は571万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は102億回を超えた。
原題:Moderna Shot Is Copied; Hong Kong Weighs New Curbs: Virus Update(抜粋)