【モスクワ時事】ロシア大統領府によると、プーチン大統領は3日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、ウクライナ情勢などを協議した。プーチン氏はウクライナ東部紛争をめぐり、ウクライナ政府が停戦合意に違反する挑発的行動を取っていると改めて主張した。

 ロシアの国境付近での部隊増強でウクライナ情勢が緊迫する中、プーチン氏とマクロン氏は電話会談を重ね、近く対面による会談も予定している。仏メディアによれば、マクロン氏は3日、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話会談した。2日にはバイデン米大統領とも電話で協議しており、緊張緩和に向けて活発な動きを見せている。