[ロンドン 8日 ロイター] – ジョンソン英首相は8日、内閣改造を発表した。新型コロナウイルスのロックダウン(都市封鎖)中の官邸パーティー疑惑で辞任圧力が高まる中、閣僚人事を刷新し政権立て直しを狙う。ただ、主要閣僚は今回の改造に含まれていない。
欧州連合(EU)離脱担当相には与党保守党のジェイコブ・リースモグ下院院内総務を起用し、「ブレグジット(EU離脱)後の変化を推進する」とした。
リースモグ氏の後任にはマーク・スペンサー下院院内幹事長を充てる。
ジョンソン首相の政策チームの責任者にはアンドリュー・グリフィス議員、首席補佐官にはスティーブン・バークレー内閣府担当相を充てる。
先週には官邸パーティー疑惑に絡み、ダン・ローゼンフィールド首相首席補佐官、マーティン・レイノルズ個人秘書官ら側近4人が辞任した。