[ワシントン 11日 ロイター] – サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ロシアによるウクライナへの侵攻はいつ開始されてもおかしくはなく、おそらく空爆で始まるとの見解を示した。首都キエフへの奇襲もあり得るという。

ホワイトハウスのブリーフィングで述べた。

その上で、ウクライナ国内にいる米国民に対し、ロシアの空爆によって出国が困難になるため24─48時間以内に退避するよう呼び掛けた。ウクライナ国内に滞在する米国人の数はわからないとしている。

同補佐官によると、プーチン大統領が侵攻開始の命令を発出したかどうかは不明。また、バイデン大統領がプーチン大統領との電話会談を行うことを期待していると語った。