[キエフ 14日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシアによる侵攻が迫っているとして国外に避難した政府当局者、政治家、実業界のリーダーらに対し、連帯を示すために24時間以内に帰国するよう呼び掛けた。

ゼレンスキー大統領はビデオ演説で「ロシアによる侵攻は16日に行われるとの情報を得ている。われわれはこの日を連帯の日にする」とし、「24時間以内に帰国し、ウクライナの軍隊、外交官、国民と共に あるよう呼び掛ける」とした。

国内メディアは、米英を含む欧州の国が自国民に対しウクライナから退避を呼び掛ける中、ウクライナの一部の政治家や実業界のリーダーらも先週末に国外に逃れたと報じていた。