[ワシントン 17日 ロイター] – バイデン米大統領は17日、ロシアによるウクライナ侵攻の脅威は「非常に高い」としつつも、外交的な解決の門戸はなお開かれているという認識を示した。

バイデン大統領は「ロシアがウクライナに越境する用意が整っているあらゆる兆候を確認している」とし、ロシアのプーチン大統領と電話会談する計画はないとした。

さらに、ロシアはウクライナ国境近辺から軍隊を撤収しておらず、米国にはロシアがウクライナ侵攻を正当化する口実とする「偽旗作戦」を展開していると確信する十分な理由があると強調した。

同時に、外交的解決は依然可能とし、ブリンケン米国務長官が17日に「道筋を示す」と述べた。