[ブリュッセル 22日 ロター] – 欧州連合(EU)の外相は22日、ロシアによるウクライナ東部の親ロシア地域の独立承認を受け、ロシアの27の個人と団体、銀行や国防セクターに制裁を科す方針で合意した。
ロシアによる欧州資本市場へのアクセスも制限する。ロシア下院の全議員も制裁の対象となり、入国制限や資産凍結などの措置が含まれる可能性がある。
EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は「欧州にとり極めて危険な時期にある」とし、「EU加盟国が全会一致で承認した制裁パッケージはロシアに大きな打撃を与えるだろう」と述べた。
プーチン大統領は制裁リストに含まれないという。