［２８日 ロイター］ – 国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）は、ウクライナに侵攻したロシアに対し、代表チームとクラブチームの国際大会への出場を禁止すると発表した。
この結果、ロシアは今年のワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会、女子の欧州選手権から除外される見通しとなった。スパルタク・モスクワは欧州リーグでライプチヒ（ドイツ）と対戦できなくなるため、ライプチヒが準々決勝に進むことになる。
ＵＥＦＡは声明で「ウクライナの状況が大幅かつ速やかに改善し、再びサッカーが人々に結束と平和をもたらすことを願っている」とコメントした。
ロシアは３月２４日、ホームで行われるＷ杯欧州予選プレーオフでポーランドと対戦する予定だった。出場禁止処分が解除されず、試合が行われなかった場合、ロシアは１１月の本大会に出られなくなる。
ポーランドのほか、ロシアと対戦する可能性のあったチェコとスウェーデンもロシアとの試合を拒否する意向を表明。ウクライナでの情勢が急激に好転し、処分が解除されない限り、ロシアはＷ杯予選プレーオフの試合に出場できない。
