[リビウ(ウクライナ) 7日 ロイター] – ウクライナのベレシュチュク副首相は7日、人道回廊と呼ばれる民間人を退避させる措置について、ロシアは人道回廊の行き先をロシアかベラルーシにするよう要求し、マクロン仏大統領など西側諸国の首脳を操ろうとしていると批判した。

副首相によると、ウクライナは、マクロン大統領とロシアのプーチン大統領の会談後、ロシアから7日早くに提案を受けた。ウクライナは、民間人をウクライナ西部のリビウに退避させるため、7日午前からの停戦に同意するようロシアに求めているという。

ウクライナ大統領府報道官は、前日まで2回の避難措置をロシアが意図的に妨害したと指摘。「ウクライナ市民は国内に避難する権利を有するべきだ」と述べた。