【ブリュッセル時事】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は16日、ロシアに対し、ウクライナ侵攻の軍事作戦を即時停止するよう命じた。ドナヒュー裁判長は、ロシアの武力行使が「国際法に関する非常に深刻な問題を引き起こしており、深く懸念している」と表明。ロシアを提訴したウクライナ側の命令要請を認めた。

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 ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターに「完勝だ」と書き込んで歓迎した。「命令を無視すればロシアはさらに孤立する」とロシアに履行を迫った。プーチン政権が応じる可能性は低いが、命令には法的拘束力がありロシアへの圧力となり続ける。