[ブリュッセル 16日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)が16日に開いた国防相理事会で、米国を含む主要加盟国はロシアの侵攻を食い止めるためにウクライナへの支援継続を表明すると共に、今回の紛争で引き起こされた「新たな現実」にNATOの安全保障を適応させていく方針を示した。

米国のオースティン国防長官は「ウクライナを支援することでわれわれは引き続き一致している」とし、「ウクライナの防衛力を支援し続ける」と述べた。

オランダのオロングレン国防相は記者団に対し「ウクライナには自国を防衛する権利がある」とし、ロシアによる攻撃の標的になる恐れがあったとしてもNATO加盟国はウクライナに兵器を提供し続けると述べた。