[21日 ロイター] – ロシア外務省は21日、日本がウクライナ情勢を巡る対ロシア制裁を導入したことを受け、日本との平和条約交渉を打ち切ると発表した。
クリル諸島(北方四島と千島列島)での共同事業に関する日本との協議も打ち切る。
声明で、日本は「非友好的な立場が明白で、わが国の利益を損なおうとしている」と指摘。「現在の状況では、ロシアは日本と平和条約に関する交渉を続けるつもりはない」とした。
岸田文雄首相は16日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する追加制裁措置として、貿易上の優遇措置を保障する「最恵国待遇」の撤回を表明した。