[ワシントン 21日 ロイター] – 米国防総省当局者は21日、ロシアがウクライナ攻撃に極超音速ミサイルを使用したと明らかにしたことについて、米国は独自に確認できていないと述べた。また、軍事的観点からこうした兵器の使用はほとんど意味がないとの考えを示した。

ロシアは19日、極超音速ミサイル「キンジャール」を使い、ウクライナ西部イワノフランキフスクにある大規模な弾薬庫を破壊したと発表した。

米国防総省当局者は匿名を条件に、軍事的な観点からこうした兵器の使用は「ほとんど実用性がない」とし、「ロシアは西側にメッセージを送ろうとしている可能性がある」と述べた。