[パリ 29日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は29日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、西側諸国はロシアから輸入する天然ガスの代金をルーブル建てで支払うことはできないと伝えた。仏大統領府が明らかにした。
マクロン大統領はこのほか、ロシア軍が包囲しているウクライナ南東部のマリウポリで人道支援活動を実施する用意があると改めて伝えた。ただ、こうした活動を実施する条件はまだ整っていないと述べた。
ロシア大統領府も、プーチン氏とマクロン氏が29日に電話会談を行ったと確認。トルコのイスタンブールで行われたウクライナとの交渉のほか、ロシアが要求する天然ガス代金のルーブル建て支払いなどについて協議したと明らかにした。